投資を続ける

ここ最近仕事が忙しかったのですが、その間、世界経済はさらに悪化しているようですね。
世界が協調してこの金融危機や景気後退に立ち向かおうとしているのに、市場はそんな努力を全く評価せず、といったような状況です。
そして、私の投資成績もすさまじく悪化していて、今まで投資で出ていた利益がすべて吹っ飛びマイナスになっています。
(3か月に1回しかすべての投資状況のチェックは行っていませんが、おそらくマイナスになっているはずです。)


以前書いた自分のブログを読み直したりしてみましたが、いままた改めて思いだしたい言葉がありました。
フィッシャーの言葉です。


『もっとも危険に見える安全な道とはつまり、投資を続けることです。(中略)憶測に基づく恐怖や希望に惑わされてはなりません。単なる予測を重ねただけの言説に、価値ある投資の道を阻ませてはならないのです。』


また、この言葉は過去に2回ブログに出ています。
http://d.hatena.ne.jp/stockryman/20070313/1173793373
http://d.hatena.ne.jp/stockryman/20080111/1200058483
特に上のリンク先の2007年3月のブログでは、次のような記述を自分でしていました。
「楽観的・強気だった金融市場が、世界同時株安により急にリスクを意識し始めるようになりました。
たとえば、

  • 米国の景気は、ハードランディングとなってしまうのではないだろうか。
  • 新興国市場は、かなり過熱しているのではないだろうか。
  • 円キャリーの巻き戻しにより、マネーが引き上げていくのではないだろうか。

などなど。」
結局、この頃から意識されていたリスクが、すべて顕在化してしまって、今の暴落につながっているんですね・・・・


また、2008年6月には、こんなことを想像している日記もありました。
「もし、「資源バブル」がはじけたら?? 」という記事です。
http://d.hatena.ne.jp/stockryman/20080628/1214666132
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「資源国」が大きな痛手を被るだろう。
ロシア、ブラジルなどは経済が悪化。
また、これらの国の通貨も下落を始めるであろう。
そして、オイルマネーが消えることになる。
アラブ諸国などの勢いがなくなる。
多くの投資が引き上げられ、世界経済は急速に悪化する。
だがその後、行き過ぎた資源価格の高騰が収まることによって経済が正常化し、再び経済成長の路線へ乗ることになる。
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さて、はたして経済が正常化し、再び経済成長の路線へ乗ることになるのでしょうか?!