雑感 消費増税見送り、オーストラリア経済、ブラジル経済、衆院解散

消費税増税見送り。日本の財政状況はより困難に。しかし首相の発言を考えると、将来的な増税は避けられないということであろう。この4月に行われた消費税引き上げの際に業績を伸ばすことができた企業とできなかった企業を振り分けておいてもよいかもしれない。

豪印FTA交渉に豪は前向き。中国との間にFTAを締結させるなど、豪政府は親ビジネス姿勢か。

ブラジルの経済情勢はきわめて不透明な状況。国営石油企業への調査が入り、大統領選挙も現職再選となるなど1年くらい前に想定していたときに比べ、よい方向へは進んでいない。ブラジル債券への投資を減らす。

衆議院解散され総選挙へ。首相はアベノミクスと消費税見送りを争点としたい模様。しかし、集団的自衛権原発再稼動、特定秘密保護法案などの論点についても分析が必要ではないかと考える。