私の考えている仮説

経済情勢の予測をしたところであまり投資成果には意味ないかも・・・と思いつつも、純粋に自分の興味で仮説を立ててみました。
あくまで私の仮説に過ぎませんので、あしからず。


(1)EU経済の失速
EUはインフレが続いている一方で、経済状況が良くないため利上げも利下げもできないという状況で立ち往生しています。
このまま立ち往生が続けば、気づいた時には一気に経済が減速することにつながるのではないかと考えています。


(2)新興諸国経済の失速
アメリカに続いてEUが失速することにより、先進国の需要が減速することとなります。
これらの国に輸出をしていた新興諸国も供給を減らすこととなり、これまでと同様な高成長は維持できなくなります。
頼みにしていた旺盛な新興国内需も徐々にしぼみ、新興諸国経済自体が失速するのではないかと考えています。


(3)中国の経済引き締め
中国はまだ経済が過熱しているため、中国政府は行き過ぎた過熱を抑えようとしています。
もし(1)、(2)が起きつつあるときに経済の引き締めを行おうとすると、想定以上に中国経済が失速することにつながるかもしれないと思います。
中国が失速することにより、世界経済の好循環は完全にストップしてしまうことになるのではないかと考えています。


(4)資源価格の下落
世界経済が減速したため、資源の需要が減少。
急騰していた資源の価格が下落をし始めます。
資源高の恩恵を受けていた国や企業も、これまでのような好調さを持続させることはできなくなるでしょう。


以上の(1)〜(4)を経て、過熱していた世界経済が一度一息をついたあとは、再び成長路線へと進み始めるのではないかと思います。
仮に実際にこれらのことが起こるとしてどのくらいの期間がかかるのか?
まったくの勘になってしまうのですが、3〜5年の期間をかけて起こるのではないかと感じています。