日本のサブプライム問題

サブプライム問題の影響で、欧米の金融機関は多大な損失を計上しています。
一方で、日本の金融機関では、海外ほどには大きな損失は出ていないようです。
その理由として、日本の金融機関はハイリスク・ハイリターンな証券に手を出していなかったことが幸いした、ということがよく聞かれます。
しかし、果たしてそれは本当か?と疑う姿勢を私は忘れないようにしています。
もし仮に、日本の金融機関は欧米の金融機関よりも損失計上が遅れているだけなのだとしたら、日本には改めてショックが襲ってくることになるのではないだろうか。
このように考えてみると、最近まで日本株を売り越していた海外投資家の気持ちもわかるような気がします。