国内株式の急上昇と急降下

先週は、私のポートフォリオの半分を占める国内株式のパフォーマンスが乱高下しました。
週の前半は大きく上昇下かと思いきや、後半に急降下してしまい、またパッとしない利益率に下がりました。。。。


最近、テレビの経済番組やネット記事などを見ていると、日本の将来について悲観的な見方が息を吹き返し始めています。
ついこの間まで、「日本経済はまだまだ力強い成長が続く」「サブプライム問題の影響は大して受けない」と言っていたのがウソのようです。


さてここで、整理して考えてみたいと思います。
日本経済については、たしかに長期的にはあまり明るい見通しは持てません。
したがって、日本の内需に支えられた企業が力強く成長を続けることは出来ないでしょう。
国内内需型企業は、成長のタネを日本国外に求めていく必要があります。
日本国内で培った強みをもとに、外国へ進出することでさらなる事業の拡大を目指すのです。
内需型企業も、グローバル経済の中での競争にさらされることとなるでしょう。


一方で、東証などに上場している企業であっても、国外からの売上の大きな外需型企業は今後も成長を続けていく要素があります。
これらの企業は、日本経済の状況にはあまり影響を受けないのです。


企業の成長に投資をするのであれば、グローバル経済の中で通用する強みを持っているかどうかを見極めることが大事だと考えています。