NB Onlineより〜「隣人と競うな、世界のビジネスマンと戦え!」

私がちょくちょく読んでいるサイト「NB Online」の中に、結構身に沁みる記事があったので紹介します。

(記事はこちらです。)
再考グローバリズム〜日本の選択肢(4)
隣人と競うな、世界のビジネスマンと戦え!〜伊藤忠商事 丹羽宇一郎会長
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20071205/142434/


以下、途中省略しながら、印象に残った箇所を抜粋します。
<抜粋>
人間が生きていくためには、エネルギーと食料と水が必要です。エネルギーは95%も、食料は60%を外国から買っています。
(中略)それほど日本は世界の各国からいろいろなものを買っているわけです。そのカネをどうやって稼いでいるんですか。天然資源がない日本には、もの作りの力とか技術力、人材で稼ぐしかない。ところが、いつの間にかそんなものは当たり前になってしまった。
(中略)しかし、豊かさというのは井戸水のように掘れば湧き出してくるものではありません。日本が国際競争力を維持して、経済成長を続けない限り、日本人が生きていくために必要なものを買うためのカネを稼げません。資源が高騰していますから、ますますお金がいるんです。


日本は、資源がないため、外国と取引をしながら必要なものを得なければならない。
取引をするためには、交換するもの(売るもの)がないといけない。
今は「もの作りの力とか技術力、人材」で稼いでいるが、油断をしているとこれらで稼ぐことができなくなります。


<抜粋>
特に若い人たちに言いたいのは、自分の隣にいる日本人と競争しようなんて思わないで、世界の人たちと競い合うんだという気持ちを持ってほしいということです。日本の中で隣の日本人と競争して勝ったところでしょうがないんですよ、世界で勝たなきゃ。日本のビジネスマンじゃなくて、世界のビジネスマンと伍して戦っていくんだという意識が必要なんです。


世界を相手に戦っていく・・・・「えー、無理だろ!」と言いそうになりますが、海外の投資信託ETF、外貨などに投資するという行為も、いってみれば世界を相手に戦っていることと同じです。
そう考えてみると、「世界を相手に」というのは、当然のことと言えるのかもしれません。
月曜日から、世界を相手に戦うか!!