投資理由を振り返る③〜JFEホールディングス


JFEホールディングスは、正直言って、事業内容を深く理解せずに投資しています。
以前ブログに書いた記述をみてみても、「あまり長期保有するつもりはない」ということを書いています。
■投資理由全般について
http://d.hatena.ne.jp/stockryman/20060403/1144043335


私がJFEホールディングスに投資した理由を思い出してみると、以下3点です。
超割安であった。
たしか、投資した時点でPERは8〜10くらいで、非常に割安でした。(現時点でも、PER=8.7)。割安感が一番の投資理由です。


②安定しつつある経営状況
斜陽産業といわれていた鉄鋼産業ですが、JFEは経営の効率化を図る努力を続けていました。有利子負債の圧縮や、高付付加価値製品への切り替えなど、利益の出る体質に努力をし続けているようです。


③熾烈なグローバル規模の競争にも生き残れそうであること
この点については、鉄鋼業について詳しくないためリスクとして認識している点なのですが、JFEは世界の鉄鋼業の中でも生き残っていくだけの力を持っているのではないかと思いました。それは、先ほど述べた安定した経営状況という点もありますし、他にも質の高い鉄鋼を作る技術で差別化を図ることができているという点もあります。


今のところ、鉄鋼業界を取り巻く環境は比較的いい状況のようなのでJFEを売却する予定はありません。また、仮に売却したとしてもめぼしい投資先があるわけではないですし、配当も投資金額の3%弱になるので株価が変動しないとしてもまずまずの投資効果があります。