2006年8月 ポートフォリオ


ポートフォリオ 2006年8月31日現在


8月の投資成果です。
8月31日の日経平均終値は16,140円。
アメリカの金利引き上げの利上げ休止の観測や、レバノンイスラエルの紛争の停止など、株式相場に良い影響を与えそうなニュースが続きました。
一方で、1ユーロが150円を突破し、円とユーロの格差が広がっています。



◆全資産運用収益率(2005年5月以降)

2006年8月31日:+12.2%(先月:+9.5%

※長期目標:10%
※収益率は、すべて年率換算しています。


全資産運用収益率は、先月より大きく回復しました。
ひとまず、長期目標の利回りを越しています。
個別に状況を分析してみます。


◆カテゴリー別ポートフォリオ

項目 投資比率 収益率 先月収益率
個別株式 50.8% +37.2% +22.9%
株式ファンド 10.2% +14.2% +7.9%
現金・債券 38.7% +5.2% +0.5%

※<カテゴリー別・目標ポートフォリオ

項目 投資比率(目標) 収益率(目標)
個別株式 50% +15%
株式ファンド 25% +7%
現金・債券 25% +3%


全体的に投資成果が改善しています。
さらに、カテゴリー別に中身を見てみます。


◆個別株式

項目 投資比率 収益率 先月収益率
テルモ 14.9% +31.4% +25.0%
ホンダ 6.5% +37.9% +32.3%
JFEホールディングス 6.3% +19.7% +20.1%
キヤノン 5.7% +32.3% +23.7%
日本レストランシステム 5.2% +13.0% +17.2%
花王 3.6% +6.5% −0.6%
ファーストリテイリング 2.8% +87.1% −3.2%
HOYA 4.4% +56.0% +22.0%
ライブドア 1.4% −11.3% −15.4%
  • ファーストリテイリングが大きく反発しました。もう少し比率を上げておきたいところだったのですが、しばらくこのまま様子をみます。
  • 投資比率の大きいテルモが想定以上に好調で、投資全体の成績を押し上げています。
  • 今は割安感のある投資先がなくなってしまっているため、このまま様子見となりそうです。バイ&ホールドの長期投資の戦略はこのまま継続です。

◆株式ファンド 

項目 投資比率 収益率 先月収益率
ソフトバンクグループ株式ファンド 1.2% −25.3% −23.6%
SGロシア東欧株ファンド 1.7% +23.5% +21.6%
ドイチェ-インド株式ファンド 2.6% +19.1% +6.7%
三菱UFJチャイナOP 1.1% +39.7% +39.5%
Nvestグローバルバリュー株OP 3.6% +6.7% +3.1%
VGトータルストック・マーケット 1.6% +23.7% +6.4%
  • ソフトバンクグループ株式ファンドを除き、他のファンドは好調です。BRICsにまた投資が集まり始めてきているのではないでしょうか。


◆現金・債券

項目 投資比率 収益率 先月収益率
現金 12.7% 0% 0%
米MMF 7.8% +15.7% +6.3%
ハッピークローバー 1.2% +7.0% +3.5%
グローバルソブリンOP 1.8% +4.1% +1.4%
豪ドル定期預金 3.0% +7.8% +0.5%
NZドル定期預金 3.0% +13.4% −13.6%
大同MMF 4.5% 0% なし
DKA MMF 4.5% 0% なし


目標ポートフォリオと比較して、「現金・債券」の比率が高め、「株式ファンド」が低め、「個別株式」はちょうどいい状態になっています。
年間の計画に基づき、ドルコスト平均法で株式ファンドへの投資を進めていくこととします。
個別株式は、投資先が大きく割安に落ち込んだら追加投資することとします。