東京、神奈川、千葉で停電


まず、今日のNIKKEI NETからのニュースの抜粋。


停電3都県で139万世帯、3時間後に全面復旧
14日午前7時35分ごろ、東京と神奈川、千葉の3都県で約139万世帯に及ぶ広範囲な停電が起きた。約3時間後に全面復旧したが、JRや私鉄、地下鉄などが一時運行できなくなり、計約31万7000人に影響が出た。エレベーターに人が閉じ込められる事故も多発した。東京電力は東京都と千葉県境を流れる旧江戸川にかかる送電線にクレーン船が接触したことが原因と断定した。

 東京電力によると、停電したのは東京都区部と町田市の計約97万世帯のほか、千葉県の浦安、市川の両市、横浜市川崎市の北部など。午前10時45分までに全面的に復旧した。

 千葉県警によると、接触事故が起きたのは東京都江戸川区と千葉県浦安市境を流れる旧江戸川。クレーン船がしゅんせつ現場に向かう途中、長さ33メートルのクレーンが川にかかる2本の送電線に接触、損傷させた。船の作業員3人は「初めての現場で、送電線の存在を知らなかった」と話しているという。 (13:19)



2本の送電線に損傷を加えるだけで、こんなにも広範囲な影響が出るとは、私が思っているよりも生活インフラは脆弱なものだと実感しました。
「どんなことがあっても全く停電しないようにしてくれ!」という非現実的なことまでは言いませんが、停電しても20〜30分くらいで復旧できるものかと思っていました。


また、今日のこの停電に伴い、日経平均の株価算出システムに障害が生じ、午後1時25分から更新を停止するという事態があったそうです。


コンピュータを駆使して瞬時に情報伝達をしたり、電車や車で素早く移動したりできる現代ですが、電気が止まってしまうと急に動きが取れなくなるものだと、改めて再確認できました。
電気は大切ですね。