原油高の影響について②


昨日に続いて、今日も原油高に関連して・・・・


原油高の原因として、中東での紛争による供給不安や投機的資金の流入などが挙げられることがあります。
たしかに、これらの理由による原油高の影響もあるでしょうか、同時に忘れてはならないのが需要の急増です。


BRICsなど、とても人口の多い地域が急速に経済成長を遂げています。
経済成長に伴って電力消費量や物資・人の輸送量が増えることにより、消費する原油は増え続ける一方です。
原油は限りある資源ですから、供給する量を増やし続けるにも限界があるでしょう。


原油をもっと効率よく消費するように様々な働きかけがされています。

  • 電力消費量をセーブした省エネ家電製品
  • より燃費のよい自動車など輸送機の開発


また、原油に頼らない手段についてもますます実用化が進んでいます。


高騰する原油市場に対する様々なコメントを見てみると、原油高の状況は当分の間続くという意見で皆一致しています。
原油価格が下がる要素が見当たらないという意見もとても多い。
したがって、

を目指している製品にはとても価値がある状況が続くことになります。


10年、20年といった長期的観点から見れば、そのような製品を送り出している企業こそが、投資をする価値のある企業と言えるのでしょう。