2006年5月 ポートフォリオ


ポートフォリオ 2006年5月28日現在


少し早いのですが、5/28をもって5月の締めとします。



◆全資産運用収益率(2005年5月以降)

2006年5月28日:+11.8%(先月:+18.1%

※長期目標:10%
※収益率は、すべて年率換算しています。

全資産運用収益率は、大きく悪化しました。影響を与えているカテゴリーを見てみます。


◆カテゴリー別ポートフォリオ

項目 投資比率 収益率 先月収益率
個別株式 51.1% +27.8% +31.7%
株式ファンド 12.2% +8.1% +26.1%
現金・債券 37.7% −5.0% −0.5%

※<カテゴリー別・目標ポートフォリオ

項目 投資比率(目標) 収益率(目標)
個別株式 50% +15%
株式ファンド 25% +7%
現金・債券 25% +3%


世界同時株安が起きている5月ですので、全体的に収益率が落ちています。

  • 「株式ファンド」(+26.1%→+8.1%)
  • 「現金・債券」(−0.5%→−5.0%)

に、特に注目です。
さらに、カテゴリー別に中身を見てみます。


◆個別株式

項目 投資比率 収益率 先月収益率
テルモ 18.0% +24.9% +30.1%
ホンダ 7.8% +86.2% +117.5%
JFEホールディングス 10.0% +25.9% +25.1%
キヤノン 6.9% +30.2% +64.1%
日本レストランシステム 6.2% +7.5% +25.4%
花王 3.0% −11.4% −2.7%
ライブドア 1.7% −18.9% −24.3%
  • 日経平均は大きく低下(17,200円→15,900円)しているため、同様に私のポートフォリオでも収益率は悪化しています。
  • 注目は、花王。さらに価格が下がるようならば、買い増しを行いたいところです。(投資比率の目標:7%)


◆株式ファンド 

項目 投資比率 収益率 先月収益率
ソフトバンクグループ株式ファンド 1.4% +1.6% +16.9%
SGロシア東欧株ファンド 2.0% +13.0% +46.3%
ドイチェ-インド株式ファンド 3.1% +8.7% +43.2%
三菱UFJチャイナOP 1.4% +36.2% +67.9%
Nvestグローバルバリュー株OP 4.3% −1.4% +5.7%
  • 先月までは「BRICsへの投資は今のところかなり成功」とコメントしていましたが、世界同時株安のあおりを大きく受けています。BRICsは市場価格の変動が激しいですが、長期的に収益を上げるべく引き続き投資は続けます。
  • BRICs、ソフトバンクグループ株式ファンドとも将来性を見越して投機的資金が入りやすい所です。どちらも大きく下落しているということは、投機資金が一斉に引き上げていると推測されます。
  • Nvestグローバルバリュー株OPの下落は、「株安」+「ドル安・円高」の影響ではないかと推測できます。「ドル安・円高」が続くことが予想されるので、しばらくの間、収益率はあまり良くないままでしょう。


◆現金・債券

項目 投資比率 収益率 先月収益率
現金 19.0% 0% 0%
米MMF 9.4% −22.5% −4.2%
ハッピークローバー 1.5% +2.6% +3.0%
グローバルソブリンOP 2.2% −1.3% −1.3%
豪ドル定期預金 2.8% −29.9% −14.2%
NZドル定期預金 2.8% −36.7% −27.3%
  • 現金・債券の運用状況が良くなく、収益率は大きく悪化しています。
  • 要因は、円高によるものと推測されます。
  • 為替の予想は私には不可能ですので、定期的に継続して外貨による現金運用を行っていきます。


目標ポートフォリオと比較して、「現金・債券」の比率がやや高めになっています。
しかし、世界経済全体に対して悪影響が出始めることが予想される今は、下手に動く必要はない、という方針で行きたいと思います。
もし割安な状況が訪れれば、BRICs関連ファンドを中心に追加投資を行います。