日経平均大幅下落

ここ最近ブログの更新をサボっていたら、順調だった日経平均があれよあれよという間に大きく下落していました。
(5月のうちに17,200円台から16,080円まで下落)
しかしこの大幅下落も、日本だけでなくアメリカの市場でも同様なことが起こっているようです。


この下落の理由を知りたいのですが、いろいろと情報を集めた結果、アメリカのFRB(連邦準備理事会)の金利政策への見方によるものではなかろうかと思っています。


利上げ停止を見越して株価が上昇していたものが、どうやら利上げが継続されるらしいということで慌てて下落した、ということのようです。
また、5月はヘッジファンドの決算の時期にも当たるらしく、株価が下がりやすい、という情報もありました。


ここ1、2週間の急速な調整は短期的な要因にものと思われますが、一方で長期的な要因として気になっている点があります。

  • アメリカの度重なる利上げによる引き締め効果が出始めてきていること
  • 原油高が長期的に見込まれること

この2点です。


特に原油高の影響は様々な企業の決算内容でマイナスの効果を与えているように見受けられましたので、もし2006年度も引き続き企業にマイナス効果を与えることになると、徐々に経済全体に対して悪影響を及ぼすであろうと思われるのです。


経済が不況に入り株価が下落していく局面を予想するとしたら、どのような対策をとり始めるべきか・・・・
当然、株式への投資は控えめに、キャッシュを多く用意しておく、という対策に徐々にシフトしておいて間違いはないであろうと考えます。
一方で、割安で魅力のある企業が出てくれば、チャンスと判断して断続的に投資を行っていこうと考えています。