2006年4月 ポートフォリオ〜改訂版


ポートフォリオ 2006年5月6日現在

※赤字の部分は、5/8に修正した箇所です。計算方法が間違っていたため見直しました。


これまでの月次投資成果の測り方から修正することにしました。
変更点は、次の点になります。
①現金預金から、生活に必要な資金(生活費のおよそ4〜6ヶ月分)を除いた資金は全て投資資金として計算する。
②投資比率は、「投資資金のうち何%を投入したか」を表すことにする。(つまり、時価は反映しません。)
③収益率は、年率でどれだけの運用益を上げているかを表す事とする。


このような変更を行う理由ですが、

  • 投資成果だけでなく、資産全体の収益率を把握するため。
  • 現金、株式、債券、外貨預金、ファンドなどへ、より効率よく資産配分を行うため。

以上が挙げられます。


日本国内もこれから金利が上昇し始める見込みですので、株やファンドなどの運用利回りだけを測るのではなく、債券や預金などを組み合わせながらリスク・リターンのバランスを取ることが重要になる思ったことがきっかけです。


全運用収益率(年率換算,2005年5月以降):18.1%(長期目標:10%)
※運用収益率=全時価資産÷投資資金に経過時間を考慮して計算しています。


◆現金および債券: 36.4%(収益率:-0.5%)

項目 投資比率 収益率
現金 16.1% 0.0%
MMF 10.1% -4.2%
ハッピークローバー 1.6% +3.0%
グローバルソブリンOP 2.4% -1.3%
豪ドル定期預金 3.1% -14.2%
NZドル定期預金 3.0% -27.3%

※外貨預金やMMFは、為替手数料によるマイナス分がほとんどです。為替リスクはありますが、長期的にはプラスになるものと考えて投資しています。


◆個別株式投資:56.3%(収益率:9.931.7%)

項目 投資比率 収益率
テルモ 19.4% +30.1%
ホンダ 8.4% +117.5%
JFEホールディングス 10.4% +25.1%
キヤノン 7.4% +64.1%
日本レストランシステム 7.0% +25.4%
花王 1.8% -2.7%
ライブドア 1.8% -24.3%

※短期間で大幅な上昇した銘柄は、収益率(年率換算)が跳ね上がっています。


◆株式ファンド: 12.5%(収益率:26.1%) 

項目 投資比率 収益率
ソフトバンクグループ株式ファンド 1.5% +16.9%
SGロシア東欧株ファンド 2.2% +46.3%
ドイチェ-インド株式ファンド 2.6% +43.2%
三菱UFJチャイナOP 1.5% +67.9%
Nvestグローバルバリュー株OP 4.7% +5.7%

※こうしてみると、BRICsへの投資は今のところかなり成功しているといえます。


分類別の収益率目標は

  • 現金および債券: 3%
  • 個別株式投資: 15%
  • 株式ファンド: 7%

ですので、「現金および債券」以外は目標を上回るパフォーマンスの1年間でした。
「個別株式投資」については、日経平均が約56%上昇しているのに対して私のパフォーマンスは下回っていますが、これは徐々に追加投資を行ったためやむを得ないことだと考えます。

しばらくの間は「現金および債券」の比率が高い状態が続きますので、この分野のパフォーマンスを目標まで引き上げていこうと考えています。