投資先の根拠について(まとめ)


私の投資先への根拠について、記載しておこうと思います。
自分が判断に迷ったときに振り返ることができるように、文字で残しておくことは大事だと思いますので。


◆現金および債券類

  • ハッピークローバー
  • グローバルソブリンOP

これら2つは、世界の債券投資ファンドとして投資しています。(とても少額ですが)
「ハッピークローバー」は、高格付資源国(カナダ、オーストラリア、ノルウェー等)の公社債への投資です。
一方の「グローバルソブリンOP」は、世界主要先進国のソブリン債券への投資で、シティグループ世界国債インデックスがベンチマークになっています。
債権投資は、現金保有の代替手段のつもりですので、高格付けのものにしか行いません。
今後、債券の利子率が上がれば(6%〜10%程度)、債券投資のウェートを高めていく予定です。
また、どちらも毎月決算型への投資となってしまっているので、機会を見て「グローバルソブリンOP」の年1回決算型へ乗り換えようと考えています。


◆国内株式投資

これらの企業は、以下の条件に合致している投資先で、長期保有を前提に考えている企業です。

    • その企業の事業はユーザに大いに貢献している、と自分が感じることが出来るか。
    • ROE、経常利益率が高いか。
    • 財務状況は安心できる状態か。(主に自己資本比率
    • 世界でも通用する実力、商品、サービスなどを提供できる企業か。
    • 株価は妥当な金額か。


あまりにも割安(確かPER 8くらい)であったことと、高配当が望めることから投資しました。
長期保有は考えていないので、自分の資金状況と照らし合わせながらいずれ売却する予定です。


ライブドア・ショック後あまりにも売り込まれていたので投資しました。
ライブドアが初めて100円割れをしたときに買い付けました。
ネット事業での知名度、金融事業など優良事業、平松新体制、フジテレビとの資本関係(その後解消し、USENに。)などを考えるとあまりにも割安すぎると思い、ポートフォリオ上2%程度を投資しました。
上場廃止後も保有し続ける予定です。


  • ソフトバンクグループ株式ファンド

私はイー・トレード証券を主に使っており、このファンドが設定されサイトに広告が出たときに投資しました。
割高・割安の判断ができず、ポートフォリオ上でも1〜2%程度の投資に抑えました。
ソフトバンクグループは、今や日本になくてはならない存在だと私には思えます。
そして、今後も、ITインフラを軸に日本の社会を変革していくことを期待して投資しています。


◆海外株式投資

新興市場BRICs市場への投資です。
これらの市場へぜひ投資をしておきたいと思うのですが、直接投資をすることは困難なのでファンドを利用して投資しています。
運用手数料などが取られてしまいますが、やむを得ないと割り切っています。
BRICs市場へファンドを利用して投資するにあたり決めていることは以下の点です。

    • ファンドの運用レポートなどを定期的にチェックする
    • それぞれの市場へ投資できる金額の上限を設定し、どんな状況になっても厳守すること
    • 長期保有すること
    • 継続的に追加投資する(ドルコスト平均法)ことで、割高によるリスクを軽減する。


  • Nvestグローバルバリュー株OP

世界の企業を対象にバリュー株投資を行っている投資信託です。
また、そのポリシーにもとても共感できます。(以下運用報告書から抜粋)

    • 調査によって本来の価値を見極め、バリュー株を発掘する
    • 株主を重視しない経営者には投資しない
    • 情報は足で稼ぎ、自らの頭で考える
    • 過度の分散投資により収益のチャンスを薄めない
    • 良い銘柄を仕込み、熟成を待つ

信託報酬として年間1.89%を支払わなければならないのですが、海外への投資に手を広げることが今の私にはできないので、そこは勉強料として割り切りました。
このファンドもBRICs投資と同様のポリシーを設定しています。