投資家ではなく資本家

日経ビジネスオンラインの記事を読んでいて、とても納得する一文があったのでブログに残します。
「投資家は金融資産を膨らますことを優先しますが、資本家は自分の資産をため込むのではなく、事業を育てるためにお金を使う人たちと言えます。」
(2008年11月25日日経ビジネスオンライン 「ニュースを斬る」シリーズ――ポスト・サブプライム(4)育むべきは投資家ではなく資本家)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20081119/177783/?P=1


この記事は、「日本の資本主義の父」と言われる渋沢栄一の子孫にあたるという渋澤氏へのインタビュー記事です。


私は常々、「投資家」を目指したい、というような表現の仕方をしていましたが、この記事を読んで、本当に自分がなりたいものは「資本家」であるということに気づきました。
ということで、これからは自分のことを「サラリーマン資本家」と名乗ることにします。
とてもとても小口な資本家ではありますが・・・・(笑)


また、インタビュー中随所に、企業の価値は数字であらわされるものだけではなく、合理的なことばかりでもない、というようなことが言われています。
数字には表れてこない企業価値、ということについても、今後考えていきたいテーマです。