今年の挑戦

普段は3か月に一回しか投資成果を測定していなかったのですが、先月は大きく市場が荒れているように感じたので、1月末時点で自分の投資状況をモニタリングしてみました。
驚くほど、投資利益率(年率換算)が大幅に減少しました。
投資利益率(年率換算、12月末と1月末の推移)

  • 全体:9.6%→5.4%
  • 国内株式:9.0%→6.0%
  • BRICs株:29.6%→19.5%
  • 海外株式:2.0%→▲10.5%
  • 外貨・外債:4.3%→1.0%


まあ、こればっかりはどうしようもありません。
さて、本題はここからです。


ポートフォリオ時価総額比率、12月末と1月末の推移)

  • 国内株式:52.9%→55.1%
  • BRICs株:9.6%→9.8%
  • 海外株式:16.2%→14.9%
  • 外貨・外債:12.6%→12.6%
  • 現金:8.7%→7.6%


目標とするポートフォリオ株リーマンの長期投資道場(ポータル):投資の方針)と比較すると、相変わらず大きな隔たりがあります。
国内株式の比率を20〜30%まで抑えたいのですが、あまりに割安に見えてしまう企業が気になってしまい、ついつい投資してしまうのです。
BRICs株は、15〜20%まで引き上げたいのですが、なかなか進んでいません。米国やEUなどが落ち込んでいる中、BRICs諸国はいまだバブルのような状況が続いているのではないかという懸念が残っています。
海外株式および外貨・外債は目標比率の範囲内に収まっており、まずまずです。
現金の比率は先月よりもさらに低下をしてしまっているので、目標比率の10〜25%の範囲内まで引き上げていきたいところです。


気分に流されてしまいがちな自分の心をコントロールできるようにすることが、投資を続けていく上で最も大事なことだと考えています。
そのための第一段階として、目標ポートフォリオを設定しその中で投資判断をするように心がけているわけですが、実際はまったく目標ポートフォリオに近づくことができていないのです。
あまり経済環境の良くない今年は、投資のリターンを高めることを第一目標とするのではなく、目標ポートフォリオ内での投資ができるようコントロールすることを第一目標としたいと思います。