原理主義は避ける

原理主義は避ける」といっても、政治論争やイデオロギーのことを言うつもりではありません。
たとえば「チャート投資がダメだから、ファンダメンタルズしか見ずに投資する」とか、「デイトレでうまくいかないから、何年でも塩漬けにして長期投資する」とかいうような、物事を二者択一で考えることは避ける、ということです。
基本となる自分のスタイルを確立させていくことが必要だとは思うのですが、試行錯誤を繰り返しながら少しずつ修正していくのが良いのではないかと思うのです。


これらの考え方は、長期投資家として有名なバフェットにも、投機王であるソロスにも当てはまると思います。
バフェットは、「完璧に正しい」よりも「ほとんど間違ってはいない」を目指す、というような柔軟性のある考え方を示しています。
ソロスにしても、人間は間違いを起こすものであるから常に修正を加えていく必要がある、ということを言っています。


「完全、完璧」に達することは決してできないがそれを目指して少しずつ修正を加えていく、という姿勢が、現実的でより良い考え方なのではないかと思います。