バブルを考える。 - 株リーマンの長期投資道場（ブログ）

「stockryman's図書館」に追加をしました。
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最近、中国市場がバブルのようだということをよく耳にするのですが、私はバブルを経験したことがありません。
（正確には、まだ経済の興味がない年齢でした。）
そこで、バブルについて少しでも知っておこうと読んでみたのが本書「バブルの経済学―日本経済に何が起こったのか」です。
ちなみに作者の野口悠紀雄氏は、「超　整理法」などのシリーズで有名な方です。（経済学が専門だったとは・・・）

内容は、バブルのときに何が起こったのか、その原因は何だったのかを説明している部分がほとんどですが、今後の日本はどうすべきかについて書かれている部分（最後の方）にも特に着目です！
この本が書かれたのは１５年も前の１９９２年なのですが、今後の日本経済の解決すべきこととして書かれていることは（高齢化社会、女性の労働市場進出、生産性向上）、今もまさに重要課題として認識されていることなのです。
もっとも、この15年間日本はこれらの問題であまり前進できていないということなのかもしれませんが。。。