スティール・パートナーズ代表の会見

ティール・パートナーズの代表、リヒテンシュタイン氏が会見を開きコメントをしたというニュースを見ました。
スティール・パートナーズは、日本企業への買収で連日のようにニュースで登場しています(明星、サッポロ、ブルドックなど)。
今日のニュースでは、リヒテンシュタイン代表のコメント「日本の企業を啓蒙したい」というフレーズが取り上げられていましたが、悪印象を与えてしまったのではないかな、と思います。
企業は競争社会で生きているのですから、その経営陣には当然良い経営者もいれば悪い経営者もいるます。
リヒテンシュタイン代表のコメントは、それらをひとまとめに「日本企業=経営がイマイチ」というメッセージにも受け取れてしまいます。


実際に、経営がうまくいっていない企業に対して、スティール・パートナーズのようなファンドが大きな資金力をバックにした発言力で経営改革を要求し、経営が改善されることもあるでしょう。
一方で私のような個人投資家にはそのような芸当は出来ないので、優れた経営陣の企業へは投資をし応援する、優れていない企業には投資をしない、という投資行動を取ることによって自己主張をしていこうと考えています。