昨年の世界市場の見通しを振り返る


昨年の記事で、スタンダード&プアーズの世界市場の見通しの要約を記載いたしました。
http://d.hatena.ne.jp/stockryman/20060314/1142333841
これを振り返ってみます。

①米国
強気予想通り、米国株の割安性が好感されてか、しっかり上昇していました。(約10%)


②欧州
慎重な予想に反し、しっかりと好調だったのではないでしょうか。(約10%)


③日本
強気予想に反し、まあまあの上昇でした。(約7%)


⑤中国
慎重な予想に反し、大きな上昇でした。(約30%)


スタンダード&プアーズの分析力には信頼がおけると思うのですが、それでも相場の予想は簡単にはいかないようです。
特に中国市場は、予想から大きくかけはなれています。
ただし、予想と反した結果になっている理由が、市場とファンダメンタルズの乖離を表しているのだとすれば、2007年に本来のファンダメンタルズの状況へ市場が下落する可能性もあるかもしれません。

いずれにしても、長期投資スタンスで投資している以上中国への投資を全く行わないわけにはいきませんので、投資比率でリスクを限定しながら、ファンドを通じ計画的に継続投資していきます。