HOYA、9月中間期決算


NIKKEI NETから。

HOYAの9月中間、純利益最高・14%増の443億円

 HOYAが19日発表した2006年9月中間期の連結決算は、純利益が前年同期比14%増の443億円と中間期の過去最高を更新した。為替差損や持ち分法投資損失の発生が響き経常減益となったものの、主力の半導体製造用材料が好調だったことや、固定資産売却益96億円を特別利益に計上したことが最終増益に寄与した。

 売上高は15%増の1916億円、営業利益は11%増の553億円と、ともに中間期の過去最高を更新。マスクブランクス(半導体の回路をウエハーに焼き付ける際の原版)の販売が好調だったほか、ハードディスク起動装置(HDD)用ガラスディスクや光学レンズなども伸長した。

 一方で、営業外損益は大きく悪化。前年同期に17億円を計上した為替差益がなくなり、代わりに43億円の為替差損が発生した。持ち分法投資損益も8億 3800円の損失(前年同期は17億円の利益)となって利益の足を引っ張り、経常利益は7%減の508億円に落ち込んだ。〔NQN〕 (13:43)


為替差損と持分投資損のための経常利益が7%減となったそうですが、本業の稼ぎである営業利益は11%増と好調だったそうなので、まずまずの結果です。
引き続き保有継続をしながら、経営状況の行方を見守りたいと思います。