「実践 経営問答」(稲盛和夫) ほか

京セラ創業者の稲盛和夫氏の本を読みました。

の3冊を読みました。


そこに書かれている内容は、「経営者はどうあるべきか」ということが主なのですが、それは「企業の存在意義」に通じています。


稲盛氏によれば、企業は経営者の私利私欲のためにあるのではなく、広く社会に利益を還元するために存在しているといいます。
そしてそのためには、経営者は、会計を深く理解し高収益を上げる企業にするべく必死に努力を続けなければならないといいます。
借り入れによる企業の成長を好まず、内部留保を積み上げ自己資金でもってM&Aを行うことが王道であると説いています。


とても保守的な経営思想に聞こえますが、とても合理的な考え方だと思いました。