2006年7月 ポートフォリオ
ポートフォリオ 2006年8月1日現在
7月の投資成果です。
7月は、日銀がゼロ金利政策を解除するという出来事がありました。
感覚的には、投資としては一進一退だったように感じましたが、実際はどうでしょうか?
それにしても、世界各地で紛争が続いている今の世界情勢、何とかできないものでしょうか・・・
最近では、マーケットのニュースよりも世界情勢のニュースの方が気になって仕方ありません。
◆全資産運用収益率(2005年5月以降)
2006年8月1日:+9.5%(先月:+9.9%)
※長期目標:10%
※収益率は、すべて年率換算しています。
全資産運用収益率は、先月より若干下がりました。
長期目標からは大きく乖離していないものの、簡単には回復できなかったようです。
個別に状況を分析してみます。
◆カテゴリー別ポートフォリオ
項目 | 投資比率 | 収益率 | 先月収益率 |
---|---|---|---|
個別株式 | 51.6% | +22.9% | +19.9% |
株式ファンド | 10.3% | +7.9% | +7.2% |
現金・債券 | 37.7% | +0.5% | −10.0% |
※<カテゴリー別・目標ポートフォリオ>
項目 | 投資比率(目標) | 収益率(目標) |
---|---|---|
個別株式 | 50% | +15% |
株式ファンド | 25% | +7% |
現金・債券 | 25% | +3% |
「個別株式」、「現金・債券」の投資成果が改善しています。
全資産運用収益率が低下しているのは、夏のボーナスのため全資産が増えたためでしょう。
したがって、相変わらず現金の比率が高いままですが、無理せず比率は高いままでもよいという方針でいきたいと思います。
さらに、カテゴリー別に中身を見てみます。
◆個別株式
項目 | 投資比率 | 収益率 | 先月収益率 |
---|---|---|---|
テルモ | 17.3% | +25.0% | +18.0% |
ホンダ | 7.5% | +32.3% | +25.4% |
JFEホールディングス | 7.3% | +20.1% | +23.8% |
キヤノン | 6.6% | +23.7% | +32.6% |
日本レストランシステム | 6.0% | +17.2% | +19.9% |
花王 | 4.2% | −0.6% | −0.9% |
ファーストリテイリング | 1.5% | −3.2% | −27.9% |
HOYA | 2.6% | +22.0% | +26.2% |
ライブドア | 1.6% | −13.0% | −15.4% |
- ファーストリテイリングとHOYAの価格が下がったため、少し買い増しを行いました。(投資比率の目標:7%)
- テルモの四半期決算が好調だったため、株価が大きく上昇しました。テルモはポートフォリオの大部分を占めているため(17.3%)、個別株式の投資成果を押し上げました。
◆株式ファンド
項目 | 投資比率 | 収益率 | 先月収益率 |
---|---|---|---|
ソフトバンクグループ株式ファンド | 1.2% | −23.6% | −9.6% |
SGロシア東欧株ファンド | 1.7% | +21.6% | +5.9% |
ドイチェ-インド株式ファンド | 2.6% | +6.7% | +2.1% |
三菱UFJチャイナOP | 1.2% | +39.5% | +34.5% |
Nvestグローバルバリュー株OP | 3.7% | +3.1% | +3.6% |
VGトータルストック・マーケット | 1.6% | +6.4% | +42.3% |
- BRICsのうち、中国とロシアが好調になってきました。たしかに、どちらも現在経済が好調と報じられている地域です。
- ソフトバンクグループ株式ファンドはさらに大きく下落しています。ひとまずは、追加投資も売却もないまま保有し続けようと思います。
◆現金・債券
項目 | 投資比率 | 収益率 | 先月収益率 |
---|---|---|---|
現金 | 16.4% | 0% | 0% |
米MMF | 7.9% | +6.3% | +6.1% |
ハッピークローバー | 1.2% | +3.5% | +2.6% |
グローバルソブリンOP | 1.9% | +1.4% | +0.7% |
豪ドル定期預金 | 2.9% | +0.5% | +0.4% |
NZドル定期預金 | 2.8% | −13.6% | −27.7% |
大同MMF | 4.6% | 0% | なし |
目標ポートフォリオと比較して、「現金・債券」の比率が高めになっています。
もし割安な状況が訪れれば、個別株式を中心に追加投資を行います。
また、BRICs関連のファンドは、割安・割高の判断が難しいためドルコスト平均法を維持しくことにします。