日銀、ゼロ金利政策の解除


日銀がついにゼロ金利政策の解除を決定しました。
ついに、日本でも金利がつき始めるときが来ました。
以下は、NIKKEI NET からの抜粋です。


日銀、ゼロ金利を解除・誘導目標0.25%に 
日銀は14日の政策委員会・金融政策決定会合で、短期金利をほぼゼロ%に抑え込んでいた「ゼロ金利政策」を解除することを決めた。即日実施する。短期金利の誘導目標をゼロ%から年0.25%に引き上げると同時に、公定歩合も現行の年0.1%から0.4%に引き上げる。景気が持続的に拡大し、日本経済が深刻なデフレに逆戻りする恐れはないと判断した。約5年4カ月ぶりに短期金融市場で金利を復活させ、平時の金融政策に戻す。


 日銀は今年3月、2001年3月に導入した量的緩和政策を解除し、金利を上げ下げする通常の金利政策に復帰した。その際も誘導目標である無担保コール翌日物金利は「おおむねゼロ%で推移するように促す」とし、デフレ脱却が確実になるまでゼロ金利政策を継続する姿勢を示していた。


 政策金利の引き上げは2000年8月のゼロ金利解除以来、約6年ぶりになる。2年にわたって利上げを続ける米連邦準備理事会(FRB)や昨年12月から利上げを始めた欧州中央銀行(ECB)に続き、日米欧が同時に利上げ方向の金融政策をとることになる。 (14:39)

  • 日米欧が同時に利上げの方向性を向いていること
  • イスラエルイラク、イランの非常に不安定な中東情勢
  • 北朝鮮のミサイル実験をはじめとした日韓中米露の微妙な緊張関係

これらの影響からか、アメリカも日本も株式市場が右往左往しているように見受けられます。
長期保有前提で投資している企業の株を売却する予定はありませんが、現金の保有率を高めに保ちながら買いのチャンスが来るのを待とうと思います。