2005年度「優れた会社」(日経新聞社調べ)


3月20日付け日経新聞の1面、26,27面で2005年度の「優れた会社」のランキング(プリズム:多角的企業評価システム)が発表されていたのでご参考までに掲載します。


必ずしも、企業の今後の成長性を表しているとはいえないと思いますが、現状を再確認する意味はあると思い、掲載します。
評価指標は、
①柔軟性・社会性(影響度約24.4%)
②収益・成長力(影響度約31.0%)
③開発・研究(影響度約6.4%)
④若さ(影響度約0.01%)
が主な指標になっているようです。


◆総合上位10社

順位 前回順位 社名
1 (1) キヤノン
2 (3) 武田薬品工業
3 (8) アドバンテスト
4 (37) オムロン
5 (14) TDK
6 (7) トヨタ自動車
7 (27) HOYA
8 (16) ホンダ
9 (NA) 第一三共
9 (19) デンソー


◆私の投資先企業のランキング状況
※影響度の小さい「若さ」の順位は除きました。
※指標の数値は得点、カッコ内は順位です。

順位 社名 総合得点 柔軟性・社会性 収益・成長力 開発・研究
1 キヤノン 1,000 83(27) 79(63) 80(86)
8 ホンダ 944 85(16) 68(190) 81(75)
18 花王 910 79(58) 71(144) 77(114)
46 テルモ 863 66(200) 78(69) 77(114)
51 JFE 849 68(169) 86(20) 47(523)


私の個別銘柄投資先のうち、ライブドア日本レストランシステムを除く企業が順位付けされています。
規模が大きく安定していて、経営状況もよく、社会的貢献をしていると感じられる企業に投資しているので、当然といえば当然なのですが。
「収益・成長力」については、過去に比べて今年はどの程度伸びたか、を表している数値のようですので、来年度以降の中長期的な成長力を現しているとは断言できないように見えます。
しかしながら、「柔軟性・社会性」と「収益・成長力」を併せ持っているということは、長期的には成長をしていく力を持つ良い企業と言えると思います。