売られ続けているユーロ

ギリシャへの懸念がきっかけとなり、世界中の株価が下落、通貨もユーロが大きく売られています。
ヨーロッパの銀行は資金がショートする懸念が出てきており、さながら金融危機の再現のようなことになっているといいます。
ギリシャ国債保有している金融機関に損失が生じるリスクが出てきているので、そのような金融機関の周辺ではカネの流れが止まっているといいます。


ユーロはさらに売り込まれるのか?
株価はさらに下がり続けるのか?
この点について、いろいろな意見が出ています。


私の考えるシナリオとしては、次の2通りです。
1.すぐに正常化に向かい、ショックは一時的なもので終わる
2.下落がさらに続くもしくは停滞が続き、なかなか回復しない
どちらか一方に全てを賭ける、というのはあまり得意ではないので、両方ともに半々を賭けようと考えています。


ちなみにほんの数週間前に何かの記事でディーラーたちのコメントとして、今年の稼ぎどころはユーロ下落シナリオだけだ、と言っていた記憶があります。
投機筋の資金が大量に入ってきている可能性もあるのでしょうか。