カネの価値

ここ最近、「カネ」ってなんだろう、と考えさせられるような記事をよく見ます。
たとえば、金投資がブームになっているとか、ドルが基軸通貨の立場を失って暴落する可能性があるだとか。
背景には、ドルが暴落して急激なインフレに見舞われる可能性がある、ということがあるようです。
このインフレを回避するために金が買われたり、暴落する可能性があるドルを基軸通貨にするのはやめようとなったり、しているのでしょう。


ドルという「カネ」の価値が疑われ始めている状況ですが、
私はこんなときほど、株=企業への投資が一番良いのではないかと思います。


企業への投資は、インフレ回避の手段になります。
それに何といっても企業は、人間が社会の中で分業し生活をしていくために必要な組織なのだから、決してなくなることのない価値あるものだと思うのです。
「カネ」という価値の実態がよくわからないものよりは、価値のある企業の一部を所有する権利を持つことの方が、資産の維持として良い手段と言えるのではないでしょうか。