[心の声]中国経済バブル懸念のリスク

以前にもブログで書きましたが、中国経済が過熱しておりバブルが起きている懸念があります。
http://d.hatena.ne.jp/stockryman/20070502/1178113559


そんな中、中国バブルの崩壊への警鐘を鳴らす記事がNBonlineのニュースに掲載されています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20070713/129822/
中国は未曾有の貿易黒字で外貨準備高が積みあがる一方で、元高に振れようとする為替への介入を行っているために過剰流動性が生じ、バブルの要因となっているというものです。


現状を中国政府が継続していると確実にバブル崩壊が訪れると記事の中でコメントがされており、その対策としては中国政府が元高を容認すること、とあります。


世界の工場と言われ貿易黒字を生み続けている中国のバブルと、世界一のGDPを誇り消費力のあるアメリカのサブプライムローン問題と、いずれもが同時に大きなリスクを抱えています。
起こりうる可能性がどの程度なのかは分かりませんが、両方のリスクが同時に顕在化する(もしくは相互に作用しあう)と、世界経済へ大きな影響を及ぼしかねません。
昨日のブログで記載したサブプライムローン問題だけでなく、中国の為替や経済状況についても注意を払う必要がありそうです。