[心の声]流れは変わるのか?

最近、ネットで色々な記事を見ていて感じるのですが、世界はマネーバブルであるとか、カネ余りであるとか、オイルマネーが投資先を求めて右往左往しているなどの記事が目に付きます。つまり、実際の経済よりも過剰に相場が上昇しているのではないか、という懸念が持ち上がってきているのです。


米国では、終焉を迎えつつありますが住宅バブルが起きていました。また、中国もバブルの懸念があります。日本をはじめ、世界のいろいろな地域で土地の価格が急上昇しています。新興国の株式市場は、今後の成長が期待されているとはいえ、激しい上昇をしてきていました。


先日起きた世界同時株安は、適正な調整だったという意見が多いですが、日経平均は株安以前の状況に回復しつつあります。


世界で最もGDPの大きいアメリカ(参考:株リーマンの長期投資道場(ポータル):投資の方針)では、景気減速の懸念がつきまとっています。景気減速が確認され、世界的に余っていたマネーが引き上げ始めたら何が起こるのか・・・・不気味な不安を感じます。